昔も今もこれからもずっと。
オゾンは地球のいのちを
守り続ける。
酸素原子3個からなるオゾン(O3)は、地上約10~50kmの成層圏に多く存在し、
この成層圏に集まるオゾンの層を“オゾン層”と呼びます。
オゾン層が太陽の発する有害な紫外線を吸収してくれたおかげで、
古来、海で誕生した生き物たちが陸上で暮らせるようになったのです。
現在もオゾンは、地上の生活空間にごくわずか存在し、空気や水を浄化してくれています。
原料は酸素。オゾンは、
除菌・消臭に高い効果を発揮。
オゾンはフッ素に次ぐ強い酸化力を持ち、人体に影響のない低濃度であっても、
ウイルスや菌の除菌、さらにはニオイも分解する消臭効果があります。
空気中に含まれる酸素を原料に生成され、除菌や消臭といった反応後には、
無害な酸素へと戻るオゾン。自然由来の地球にも人にもやさしいオゾンです。
環境に影響を与えない
サステナブルな衛生対策を実現。
いつも何気なく使用しているアルコール消毒液や除菌剤、消臭剤。
それら化学剤のほとんどは石油由来であり、その製造、販売、流通の過程でも、
温室効果ガスを発生させています。
さらに一部は、使用後も河川、海へと流れ、生態系にも影響があります。
一方、オゾンを水に溶かしたオゾン水は、アルコールの代わりに繰り返し使うことができ、
肌に触れたら無害な酸素へ。環境を汚さない、有害物質を残さない。
オゾンエアとオゾン水が可能にするのは、地球環境にやさしいサステナブルな衛生対策です。
新たな脅威に対応しながら、
耐性菌を発生しないオゾン。
新型コロナウイルスをはじめ、サル痘、エボラ出血熱、鳥インフルエンザといった感染症は、
人と動物双方に感染する「ズーノーシス(人獣共通感染症/動物由来感染症[1])」と呼ばれ、
今後ますます感染予防としての衛生対策が重要になります。
中でも、オゾンによる除菌は一般的な薬剤とは異なり、除菌の過程で耐性菌を発生しないため、
抗生物質が効かなくなる細菌やウイルスの薬剤耐性(AMR)[2]対策にも貢献が期待されています。
医療の領域をはじめ、
安全を守る現場の最前線で
活躍するオゾン。
業界で初めてリアルタイムで殺菌効果の可視化を実現した、オゾン関連製品の専門メーカー
タムラテコは、オゾンガス濃度計を搭載したオゾンガス消毒器(BT088M)を開発。
医療機器として厚生労働省PMDAクラスIIの承認を取得しています。
全国の消防/海上保安庁の納入カバー率は7割を超え、
国公立病院/警察/自衛隊/自治体危機管理センターなど、安全を守る現場で活躍しています。
安心・安全なオゾンは、
ますます人々の暮らしの身近に。
日本ではオゾンが食品添加物として認められており、
食品や農業といった分野でも利用されてきました。
また現在、世界でもトップレベルと言われる日本の上下水処理システムにも
オゾン水が活用されており、おいしい水の供給にも大切な役割を果たしています。
可能性あふれるオゾン。タムラテコは、衛生対策はもちろん、パーソナルケア用品、
オーラルケア・審美歯科治療といった新たな分野での利活用にも取り組んでいます。
人だけではなく、動物も環境も。
オゾンとともに未来をつくる。
人の健康を守るだけではなく、地球上の他の動植物、地球環境への負担をも軽減するオゾン。
日本有数のオゾンガス・オゾン水関連製品の専門メーカーであるタムラテコは、
そんなオゾンを適切にコントロールすることで、人・動物・環境の「ワンヘルス[3]」な
社会の実現に貢献。
これからも私たちは、オゾンとともに安心に暮らせる未来への挑戦を続けていきます。
オゾンとともに豊かな未来へ。